2025年３月期 決算短信の要約
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川田テクノロジーズは2025年3月期に過去最高の業績を達成し、売上高1,329.05億円(前年比2.9%増)、営業利益96.84億円(同10.9%増)を記録しました。特に土木セグメントの受注高が40.0%増と大幅に伸長し、全体の受注高も12.9%増加しました。自己資本比率は55.0%に改善し、財務基盤も強化されています。
主な事業セグメント
川田テクノロジーズ株式会社の主な事業セグメントは、鉄構セグメント(鋼製橋梁・建築鉄骨)、土木セグメント(PC橋梁・プレビーム橋梁)、建築セグメント(一般建築・システム建築)、ソリューションセグメント(ソフトウェア開発・販売、産業用ロボット製造・販売)です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高1,329.05億円(前年比2.9%増)、営業利益96.84億円(同10.9%増)、経常利益126.16億円(同19.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益111.07億円(同47.3%増)と、全ての項目で過去最高を記録しました。受注高も1,482.02億円(同12.9%増)と好調でした。特に土木セグメントの受注高が前年比40.0%増と大幅に伸長し、鉄構セグメントも10.8%増と堅調でした。一方、建築セグメントは受注高・売上高ともに減少しました。
貸借対照表の変化
資産合計は1,655.11億円(前年比3.3%増)となり、主に受取手形・完成工事未収入金等が26.11億円、関係会社株式が30.57億円増加しました。負債合計は739.42億円(同5.0%減)で、短期借入金が34.05億円減少しました。純資産は915.69億円(同11.2%増)となり、自己資本比率は51.1%から55.0%に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは98.39億円の収入(前年比26.1%減)、投資活動によるキャッシュ・フローは29.81億円の支出(同16.8%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは86.59億円の支出(同16.2%減)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は142.79億円(同11.3%減)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,250億円(前年比5.9%減)、営業利益78億円(同19.5%減)、経常利益96億円(同23.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益75億円(同32.5%減)を見込んでいます。受注高は1,280億円(同13.6%減)を予想しています。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり145円(前期比63.1%増)となりました。次期の配当予想は中間65円、期末65円の年間130円(前期比10.3%減)を予定しています。
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