2025年５月期 決算短信の要約
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PostPrime株式会社の2025年5月期連結業績は、売上高8.97億円、営業利益1.83億円を達成しました。主力SNSの機能拡充や新規事業への投資を進めており、次期は売上高13.89億円（54.8%増）を見込む一方、利益は減少を予想しています。自己資本比率79.4%と財務基盤は安定していますが、今後の成長投資と収益性のバランスが注目されます。
主な事業セグメント
PostPrime株式会社は、主に金融・経済情報プラットフォーム事業と取引プラットフォーム事業の2つのセグメントで構成されています。主力事業はSNS「PostPrime」の運営で、新規事業として取引プラットフォームの開発に取り組んでいます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年5月期の連結業績は、売上高8.97億円、営業利益1.83億円、経常利益1.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益8,700万円となりました。主力のSNS「PostPrime」では、プライムPlusやIZANAVIなどの新機能をリリースし、サービスの有用性・利便性向上に努めました。新規事業の取引プラットフォーム事業では、子会社を設立し開発を開始しています。
貸借対照表の変化
資産合計は12.52億円で、主に現金及び預金9.12億円、有価証券2.05億円です。負債合計は2.55億円で、主に契約負債1.39億円、未払金7,800万円です。純資産は9.97億円で、自己資本比率は79.4%となっています。前年度との比較はできませんが、現金及び預金が総資産の72.9%を占めており、財務基盤は安定していると考えられます。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4,300万円の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1.75億円があった一方で、法人税等の支払額1.66億円、契約負債の減少額3,300万円があったためです。投資活動によるキャッシュ・フローは200万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは4,100万円の収入となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は11.19億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年5月期の連結業績予想は、売上高13.89億円（前期比54.8%増）、営業利益5,200万円（同71.5%減）、経常利益5,400万円（同68.9%減）、親会社株主に帰属する当期純利益3,500万円（同59.1%減）を見込んでいます。売上高は大幅な増加を予想していますが、利益面では減少を見込んでいます。これは新規事業への投資や事業拡大に伴う費用増加が要因と推測されます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2024年5月期、2025年5月期、2026年5月期（予想）ともに年間配当金は0円となっています。現時点では配当を予定していないことが示唆されています。
注意事項
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